On Writing: A Memoir of the Craft

著者: Stephen King

On Writing: A Memoir of the Craft
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定価 (税込)¥ 805
価格 (税込)¥ 884
メーカーPocket Books (Mm)
発売日2002/7/1
発送可能時期通常24時間以内に発送
おすすめ度4.5点 (5点満点) 4.5点 (5点満点中)
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商品説明・詳細

スティーヴン・キングの『On Writing』(邦題『小説作法』)は簡潔で切れのよい作品です。 愛と皮肉を込めた自伝と、向上心に燃える小説家へ贈る厳しくも愛情こもった教訓という、2冊の本を合わせたような構成です。

回想部分は実に驚くべき内容で、無作法だった子どもが作家へと成長していく過程を克明に描いています。 著者を苦しめたツタウルシ、おなら攻撃をしかけてくるベビーシッター、厳しい教師たち、ジャック・ロンドンの体験を上回る汚さの洗濯工場の仕事。 これらを読むと、読者は若き日のキングのそばにいるような気分になる。 このウソのようなとんでもない話は、キング作品を読み解く際の大きなヒントです。 そこにいるのは、かわいい声で人気のあったサンドラ・ディーンではなく『Attack of the Giant Leeches(邦題『吸血怪獣ヒルゴンの猛襲』)』のイヴェット・ヴィッカーズを気に入るような子どもだった。 「すべての都市を食べてしまう怪物や、海から現れてサーファーを飲み込んでしまう放射性物体、頭が悪そうに見える黒いブラをつけた女の子たちが好きだった」

しかし、こと読書に関しては、困難なことであるにもかかわらず、あらゆる文学作品を読みあさることへの欲望に渇いていた。 キングは「I Was a Teen-Age Graverobber」を発表する。 トレーラーハウスに住んで家族を養っていた若かりしころ、高校の女子更衣室の清掃員として働いた経験にヒントを得て物語を書きはじめたものの、原稿を丸めて捨ててしまうが、それを作家である妻がごみ箱から拾い出す。 そして、主人公である少女の設定を見直してみてはどうかという妻の助言を得て、さらに若くして死んだ、いじめられていた2人のクラスメートのことを思い出から掘り起こして、『Carrie』(邦題『キャリー』)を産み落としたのです。

キングは彼の人生と作品に関する意外な事実をいろいろ明かしています。 『Misery』(邦題『ミザリー』)の誘拐犯、『Tommyknockers』(邦題『トミーノッカーズ』)の心を奪い去る怪物、『The Shinning』(邦題『シャイニング』の酔った小説家にとり憑く霊は、キング自身のコカインとアルコール中毒(彼によると、妻の援助おかげで克服したそうだ)の象徴だった。 「もう1つ、あまり覚えていない『Cujo』(邦題『クージョ』)という小説もある」。 ほかにも、大学時代のこと、命の危機にさらされたワゴン車衝突事故からの生還についても触れているが、話の焦点は常に、それらのできごとが作家としての職業にどのように結びついているかに置かれています。

キングは、作家に必要な「道具一式」を読者に提供しています。 たとえば、読書リストや執筆課題、修正した作品、金銭上の基本的なアドバイス、プロットと登場人物、パラグラフの基本構造、文学上のモデルなど。 また、H・P・ラヴクラフトの難解な表現技法、ヘミングウェイの引き締まった文体、事実に基いて仕事をするグリシャムの信憑性、リチャード・ドゥーリングの巧みなわいせつ表現、ジョナサン・ケラーマンの断片的な文から学べることがらを教えています。 なぜ言語感覚の鈍い対話劇が『Hart's War』をだめにしているか、エルモア・レナードの『Be Cool』がなぜ癒しの作品となり得るかを、キングは解説しています。 キングは作家であるだけではなく、正真正銘の教師でもあるようです。


お客様の口コミ、感想


4点 (5点満点) 「「技法」というよりも、ずっとシンプルな「ルール」の解説本」 2008/10/12
 僕は著者の作品を何一つ読んでいない。 が、この本は面白く読めた。 ・大衆作家として名をはせたストーリー・テラーが、書き進めながら物語の構造・結末を考えている ・主題を再稿で考える(!) ・完成前に...

5点 (5点満点) 「創作活動は肉体労働だ」 2008/09/22
経験があり、実績もできた作家にとって、「創作活動」は「肉体労働」と同じになることがわかった。 「毎日決まりきった時間割」で「二千語を1日の目安としている」。 プロになった後の仕事の仕方が分かる。 ...

5点 (5点満点) 「Stephen, you are like my elder brother.」 2008/09/09
本書を読んで涙した人は少なくないと想像する。 キングは癒しの天才だから。 真冬のリビングで暖炉の火を眺めながら、面白い話を聴かせてくれる優しい兄のようだ。 常にfantastically imagi...

5点 (5点満点) 「良かった」 2008/02/01
批判的なレビューが多いですが、私はこの本と出会えたことを本当に幸せに感じています。 前半の生い立ちでは貧困のため具合の悪い子供に飲ませる薬さえ買えないような状況が出てきます。 また、キングの母親はみ...

5点 (5点満点) 「対象がフィクションでなくても役立つものが大いにある」 2008/01/03
スティーブン・キングの子供時代から青年期までの自叙伝的部分と、文章の書き方や書くための心構えを説明した部分が主な内容。 自叙伝の部分では、お世辞にも恵まれたとは言えない少年時代から、作家としての成功ま...


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